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【津軽のお寺さん巡り~弘前編 vol.31:西光寺(浄土宗)】

【津軽のお寺さん巡り~弘前編 vol.31:西光寺(浄土宗)】

 西光寺は、浄土宗の開祖・法然上人が浪岡・北中野に小さな寺を建てたのが始まりとされ、約790年の古い歴史を持つ、浄土宗では県内最古の寺院です。弘前には慶長4年、新寺町に寺院街が形成された際に移転しています。一時期、廃寺同様になった時期もあるそうです。

 明治4年、貞昌寺の弟子木村源導和尚が由緒ある同寺の復興に奔走し、浄財を集めて同19年に再建しました。現在の本堂はこの時のものであると言われています。

 一方、本尊の阿弥陀如来像は、創建以前のものとされますが、作者製作年月ともに不詳です。高さ一尺六寸三分の寄せ木作り、漆箔の跡もあって、優れた彫りと言われます。大正13年浄土宗大本山・増上寺の大僧正道重上人が巡教の際、拝観し、「ほほえみの阿弥陀如来」と名付けました。秘仏として人目に触れることはありませんでしたが、昭和31年に県文化財に指定され、公開されるようになりました。

 境内には小さな六角堂と高さ4メートルある地蔵尊があります。六角堂は、嘉永7年に享導上人が建立、中に千体仏が安置されており、近年改築されました。

(「こころ 津軽のお寺さん巡り 弘前編」より抜粋。)

#弘前公益社#津軽のお寺さん巡り#西光寺#浄土宗

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