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【津軽のお寺さん巡り~弘前編 vol.20:宝積院(曹洞宗)】

【津軽のお寺さん巡り~弘前編 vol.20:宝積院(曹洞宗)】

 宝積院は、別処山(べっしょざん)という山号の通り、元は弘前市中別所にありましたが、慶長年間(1596年-1615年)の弘前城築城に伴う津軽藩の政策で禅林三十三カ寺の1つに加えられ、現在地に移されています。同じ禅林街にある隣松寺の末寺とされていますが、直系ではなく客分格の客末寺ということになっています。

 同寺には秋葉大権現という秘仏があります。享保4年(1719年)、十二世の然玄大郭和商が発願、遠州(静岡県)の秋葉山秋葉寺から分身を勧請してきたものです。以来毎年、大般若会を行い、無病息災など檀徒らの幸せを祈っており、これが般若寺といわれるゆえんです。ただしこの秋葉大権現、「見てはいけない」と代々言い伝えられてきたので、一度も直接拝んだことがないといいます。見れば目が見えなくなるといわれているんですよ。実際に目を悪くした人がいたらしい。烏天狗(からすてんぐ)だと思うんですが」と住職。少なくともこの50年間、だれも見た人がいないことになります。

 令和3年7月1日~3日の3日間、宝積院の新命住職への住職交代式(晋山式)が行われたところが記憶にあたらしいところです。

(「こころ 津軽のお寺さん巡り 弘前編」より抜粋。)

#弘前公益社#津軽のお寺さん巡り#宝積院#曹洞宗

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