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【津軽のお寺さん巡り~弘前編 vol.19:海蔵寺(曹洞宗)】

【津軽のお寺さん巡り~弘前編 vol.19:海蔵寺(曹洞宗)】

 海蔵寺は、大浦山という山号でも分かるように、大浦氏の祖である光信が種里(鰺ケ沢町)に創建した菩提寺であり、長勝寺よりも古い歴史を持っています。光信が創建した寺でありますが、開基は初代大浦城主となった光信の子盛信とその夫人、開山は江山知永大和尚になっています。江山和尚は岩見(島根県)の出身で、津軽に初めて曹洞宗を伝えた人です。

 盛信は亨禄元年(1528年)、亡くなった父光信の霊を弔うため新たに長勝寺を建立しました。そして住職に江山和尚を迎えようとしましたが、江山は辞退。自分の師である菊仙禅師を招くよう盛信に勧め、菊仙が長勝寺に迎えられると海蔵寺は師礼をとって長勝寺の末寺になったという師弟愛のエピソードが残っています。

 本堂は、嘉永3年(1851年)に建てられたもので、本堂や位牌堂はその後改築していますが、庫裏は禅林街移転当時のものだといわれています。禅林街の中でも歴史、建物とも最も古い寺院として知られています。

 本尊の「釈迦牢尼仏」、脇侍「文殊菩薩」「普賢菩薩」はともに文化年間(1804-18年)、七条左京の作と言われ、名作ぞろいと言われています。

(「こころ 津軽のお寺さん巡り 弘前編」より抜粋。)

#弘前公益社#津軽のお寺さん巡り#海蔵寺#曹洞宗

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