【津軽のお寺さん巡り~弘前編 vol.29:普門院(曹洞宗)】
【津軽のお寺さん巡り~弘前編 vol.29:普門院(曹洞宗)】
普門院は、旧暦4月17日、津軽地方で最も早く宵宮が行われることで知られています。当初は、金沢山観音寺と呼ばれていました。このため地元の人たちからは、金沢山の「山」と観音寺の「観」をとって、今も「山観さま」といって親しまれています。昔から祈とう寺として有名で、厄除けや合格祈願に訪れる人が多いことで有名です。
境内は小高い丘、杉木立に囲まれて奥ゆかしい佇まいとなっており、石段を登っていくと、手前から延命地蔵堂、鐘楼堂、閻魔堂、身代わり観音堂があり、突き当りが本堂になっています。本尊の聖観世音菩薩像は茂森山にあった当時からのもので、33年に1度しかご開帳できないという秘仏で、わきには三代目藩主信義の側室で四代藩信政の生母久祥院(きしょういん)が寄進した閻浮檀金(えんぶだんこん)観世音が祀られています。
変わったものでは、人間の頭大の隕石が2つあり、二百数十年前の夏、今の中里町にヒョウが降った際に田んぼに落ちてきたもので、中里の人たちがご奉納したものと伝えられています。この隕石を見せて欲しいとか、分析させて欲しいといった話が今でも時々持ち込まれるということです。
(「こころ 津軽のお寺さん巡り 弘前編」より抜粋。)
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